大切なのは知っているけど意外と知らないビタミンB群
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2025 / 04 / 03
最終更新日:2025年4月3日
みなさんこんにちは!BEYOND登戸店です!
今回は聞き覚えのあるビタミンB群についてお話しいていきます!
名前は聞いたことがあると思いますが、その効果や摂取方法は意外と知られていないので、ビタミンBがどのような働きをして、何から摂取できるのかをお話していきます🔥
目次
糖の代謝にはビタミンB1、2、3
ビタミンB1
ビタミンB1の生理的役割
ビタミンB1は主に「チアミンピロリン酸(TPP)」という補酵素の形で働きます!
TPPは糖代謝の重要な酵素反応に関与し、ATP(エネルギー)の生成を助けます!
2. ビタミンB1が関与する糖代謝の主な経路
① 解糖系とピルビン酸脱水素酵素複合体(PDH)
糖代謝の最初のステップである解糖系では、グルコースがピルビン酸に分解されます。このピルビン酸がミトコンドリア内でTCA回路に入る際、ピルビン酸脱水素酵素(PDH)によってアセチルCoAに変換されます。この反応で TPPが補酵素として不可欠です。
反応
> ピルビン酸 + NAD⁺ + CoA → アセチルCoA + CO₂ + NADH(TPPが関与)
ビタミンB1が不足するとPDHの働きが低下し、ピルビン酸をアセチルCoAに変換できなくなり、エネルギー産生が低下します。すると、ピルビン酸は乳酸に変換されるため、乳酸が蓄積し、疲労や筋肉痛の原因になります(乳酸アシドーシスのリスクも)
② TCA回路(クエン酸回路)
TCA回路では、アセチルCoAが代謝され、大量のATPを生み出します。この過程で「α-ケトグルタル酸脱水素酵素」という酵素が関与する反応がありますが、ここでもTPPが補酵素として必要です👍
反応
> α-ケトグルタル酸 + NAD⁺ + CoA → スクシニルCoA + CO₂ + NADH(TPPが関与)
ビタミンB1が不足すると、TCA回路の効率も低下し、エネルギー産生が滞ります
ビタミンB2(リボフラビン)
1. ビタミンB2の生理的役割
ビタミンB2は体内で活性型のフラビンモノヌクレオチド(FMN)および フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)に変換され、補酵素として働きます。これらの補酵素は主に酸化還元反応を触媒する酵素(フラボ酵素)の働きを助けます。
2. ビタミンB2が関与する糖代謝の主な経路
① 解糖系とTCA回路
解糖系では、グルコース(ブドウ糖)が最終的にピルビン酸に変換され、ミトコンドリア内のTCA回路に進みます。ここでビタミンB2は、ピルビン酸脱水素酵素(PDH)やα-ケトグルタル酸脱水素酵素の補酵素(FAD)として働き、エネルギー産生をサポートします!
関連する反応
ピルビン酸 → アセチルCoA(PDH)(FADが関与)
α-ケトグルタル酸 → スクシニルCoA(α-ケトグルタル酸脱水素酵素)(FADが関与)
この過程で、ビタミンB1(チアミン)も補酵素として関与しており、B1とB2は協調して糖代謝を進めます🔥
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB3(ナイアシン)は、糖代謝において重要な役割を果たす栄養素です。ナイアシンは主にニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD⁺)とニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP⁺)の前駆体となり、これらの補酵素として糖代謝を含むエネルギー産生に関与します。
1. ナイアシンとエネルギー代謝
ナイアシン由来の NADやNADPは、糖質代謝の各過程で電子伝達や酸化還元反応に関与します。
解糖系(細胞質でのATP産生)
解糖系は、グルコース(ブドウ糖)をピルビン酸に変換し、ATP(細胞のエネルギー)を生成する過程です。
グルコース → 2分子のピルビン酸 + 2ATP + 2NADH
ここでNADが補酵素として働き、グルコースの酸化を助け、NADHへと変換される。
クエン酸回路(ミトコンドリア内)
ピルビン酸はミトコンドリア内でアセチルCoAに変換され、クエン酸回路(TCA回路)に入ります。
NAD⁺ が電子受容体として働き、NADHを産生。
生成されたNADHは電子伝達系に供給され、ATPの大量産生に貢献。
電子伝達系(酸化的リン酸化)
NADHがミトコンドリアの電子伝達系でATP産生を促進。
NADHが酸化されることでATPが作られ、再びNAD⁺が解糖系やTCA回路で利用可能に 💪
脂質の代謝はビタミンB2、5、7
ビタミンB2(リボフラビン)の脂質代謝
β酸化(脂肪酸の分解)に関与
脂肪酸のβ酸化は、ミトコンドリア内で脂肪酸を分解し、ATP(エネルギー)を産生するプロセスです。この過程では、アシルCoA脱水素酵素がFADを補酵素として使用します!
具体的な流れ
1.脂肪酸が活性化(アシルCoAに変換)
2. アシルCoA脱水素酵素がFADを使って脂肪酸を酸化(FAD → FADH₂に変換)
3. 電子伝達系へ送られ、ATP産生に寄与
つまり、ビタミンB2が不足すると脂肪の分解がスムーズに進まず、エネルギー不足や脂肪の蓄積につながる可能性があります🔥
ビタミンB5(パントテン酸)
脂肪酸の分解(β酸化)に関与
脂肪酸がエネルギーとして利用される際、まずミトコンドリア内に運ばれる必要があります。その際、CoAがアシルCoA(活性化脂肪酸)を形成することで、β酸化が進行します!
1. 脂肪酸がCoAと結合し、アシルCoAに変換(ATPを消費)
2. アシルCoAがミトコンドリア内でβ酸化を受け、アセチルCoAが生成
3. アセチルCoAがTCA回路に入りATPを産生
ビタミンB7(ビオチン)
TCA回路とエネルギー産生に関与
脂肪酸のβ酸化で生じたアセチルCoAは、TCA回路に入ってATP(エネルギー)を産生します。このとき、ピルビン酸カルボキシラーゼ(PC)が、ピルビン酸をオキサロ酢酸に変換する働きを持っています
オキサロ酢酸が不足すると、TCA回路が回らず、アセチルCoAがケトン体に変換されやすくなる
結果として、脂肪燃焼が効率よく行えなくなり、エネルギー不足やケトーシスが起こる可能性がある
ビオチンが不足すると、ATP産生が低下し、疲労感や代謝の低下につながる可能性があります😱
タンパク質の代謝にもビタミンB6、3、9
ビタミンB6(ピリドキシン)
アミノ酸のトランスアミネーション(アミノ基転移)
タンパク質は消化酵素によってアミノ酸に分解されますが、体内で有効に利用するには、アミノ基(-NH₂)を他の分子に移すプロセスが必要です。
PLPはトランスアミナーゼ(アミノ基転移酵素)の補酵素として働き、アミノ酸からα-ケト酸へアミノ基を移動させる反応を助けます
代表的なトランスアミナーゼ
ALT(アラニンアミノ基転移酵素) → 肝臓でのアラニン代謝に関与
AST(アスパラギン酸アミノ基転移酵素) → グルタミン酸とアスパラギン酸の変換に関与
ビタミンB3(ナイアシン)
タンパク質代謝における主な役割
アミノ酸の酸化還元反応
NAD⁺はアミノ酸の脱アミノ化やトランスアミナーゼ反応を助け、アミノ酸がエネルギー源として利用される際に重要な働きをします!!
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)やアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)は、NAD⁺を補酵素として利用し、アミノ基の移動を促進✨
尿素回路の補助
タンパク質代謝の結果生じるアンモニアは毒性があるため、尿素として排出されます。NAD⁺はこの尿素回路(オルニチンサイクル)のエネルギー供給に間接的に関与します
タンパク質の合成(翻訳)に関与
NAD⁺はリボソームやRNAポリメラーゼの働きをサポートし、タンパク質合成の効率を高める
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンB9(葉酸)は、アミノ酸代謝やDNA・RNAの合成に必要な補酵素として機能し、タンパク質代謝において重要な役割を果たします
特に、メチオニン回路や核酸合成、赤血球の生成などに関与し、筋肉や細胞の成長・修復に不可欠です🔥🔥
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~著者情報~
佐野翔吾 Shogo Sano
2000年4月11日生まれ 静岡県出身
趣味:ドライブ🚙/神社巡り⛩️/御朱印集め/サウナ🧖♂️/旅行🛫/映画鑑賞🎥/パン屋さん巡り🥯/紅茶🫖